人を育てることは自分の成長につながる
障害者を積極的に採用する企業があるということは誰でも耳にしたことがありますよね。
カジュアルな衣料品の生産販売を一括して行うユニクロも障害者の雇用が高いことで有名です。
ユニクロが積極的に障害者雇用に乗り出したのは2001年の3月からだそうですが、それ以来、サービスが向上したと言われるようになった時期があったそうです。
人を育てることは自分の成長につながる
代表の柳井正氏は、ある取材でこう語っていました。
「障害をもった方の雇用を通じて、各店舗で人に対する思いやりみたいなものや一緒に仕事をしていこうという姿勢が生まれたのではないかと思う」
部下や後輩などを、愛情をもって育てようとすると人間の脳からはオキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは記憶と学習能力を高めるといわれています。
子供を持った親が、「育てることで自分自身が成長できた」「子供に親にしてもらった」と言いますが、それはオキシトシンが分泌され記憶と学習の能力が向上したためだと考えられているのです。
自分や他人の子供だけでなく、会社の部下や後輩、社員、スタッフも愛情を持って育てることで自分も成長することができます。
ユニクロのサービスが向上したと言われた背景には店舗で働く社員全体のオキシトシンの分泌量が上がったためです。
血のつながりがなくても、愛情をもって人を育てることは、自分の能力向上につながっているのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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