なぜ特定の人を好きになるのか?
人は特定の人を好きになったり同性の友人のなかに特に親しい人や嫌いな人がいたりします。
「類は友を呼ぶ」、「波長の法則」と言いますが好き嫌いの判断は脳の大脳新皮質にある「前頭葉」が握っているのです。
なぜ特定の人を好きになるのか?
人間の大脳新皮質はとても高度な働きをしており「前頭葉」には人を愛したり、好きになったりする機能があります。
ただ、前頭葉が下す好き嫌いの判断には育った環境や体験による価値基準や美意識に大きく左右されるところがあるといいます。
両親が持っていた価値観や、これまで育った居心地の良い環境を判断基準として、無意識に好き嫌いの選択している可能性があるのです。
一方、感情を司る「視床下部」や「扁桃体」もこの好き・嫌いの感情を担っています。
同じ仕事で一緒に辛さを味わったり、苦楽を共にしたりすることで見知らぬ人に親しい感情を覚えたり寝食を共にすることで同性、異性にかかわらず特に親しみを感じたりするのはこの部位の働きからくるものです。
違いは、これまでに植え付けられた価値基準ではなく共感から快・不快の判断が働くという点です。
「類は友を呼ぶ」、「波長の法則」が働いていると感じるのは後者である視床下部や扁桃体が働いている場合なのかもしれません。
基本的な好みの部分は、「前頭葉」感情や共感による情感の部分は、「視床下部」や「扁桃体」が担っているので、人は他人に好意を持ったり持たれたりするのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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