「外発的動機付け」でやる気を出す
人の“やる気”というは内側から出すことが難しいようです。
やりたくなくても体を動かすころでやる気が出てくる脳の現象を「作業興奮」と言いますよね。
ボーッとしている朝など、まずは体を動かすことでやる気が徐々に出てくるためボーッとし続けていてもやる気は湧いてこないのです。
余談ですが、芥川龍之介も『侏儒の言葉』の中で「我々を恋愛(の苦痛)から救うものは理性よりも多忙である」と言っています。
また「外発的動機付け」という心理学に基づいた方法も外側からの刺激によるものです。
「外発的動機付け」でやる気を出す
「外発的動機付け」は、この仕事が終わったら休憩できるこの目標がクリアできたら★★を買おう一ヶ月働けば給料がもらえるといった具体的なご褒美以外に、「褒めること」が含まれます。
人は褒められるという外からの刺激によりやる気がモチベーションを上げることができるのです。
大人になると、あまり人から褒められる機会がないという人も多いことでしょう。
しかし、些細な事でも他人から褒められると人間は嬉しくなり、やる気を出します。
それは、嬉しさ、達成感、快楽が脳部位の「報酬系」に働きかけることにより動機付けになり、やる気・モチベーションが出るからなのです。
とにかく動く、褒める、あるいは具体的なご褒美を考えるということがやる気を起こさせるポイントです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
嫌いな仕事をすると海馬の脳神経細胞が減る?
中井 隆栄
-
一瞬で超集中ゾーンに入るには?
中井 隆栄
-
USPとは、お客様との約束です!
中井 隆栄
-
今を生きるとは、0.5秒後の過去を生きること
中井 隆栄
-
小さい事に忠実な人は大きい事にも忠実である
中井 隆栄
- PREV
- 売れる理由を突き詰めると売上が急上昇↑する
- NEXT
- 運に好かれる人、見放される人