好感度を大きく変える話し方
ある著名人のラジオ番組を聞いていて毎回、良い雰囲気で番組が進行するなあと思ったことがあります。
そして、あることに気づいたのです。
その番組には、進行の補佐役として番組のディレクターも同席しているのですがディレクターが何か言葉を挟むとメインで話している著名人が必ずその言葉を繰り返していたのです。
例えば、ディレクター: 「〇〇ですよね〜」
著名人: 「そう!〇〇なんですよ」
ディレクター: 「●●の時代っていうじゃないですか」
著名人: 「●●の時代。なるほど〜良いこというなぁ」
相手の話した言葉を繰り返すことで相手に対する敬意や共感が伝わってきて聞いている側も、自然と穏やかな気分になるのですよね。
好感度を大きく変える話し方
相手と同じ言葉や口調で話すと共感のもとになるこれを心理学用語では、ミラーリングやペーシングといった言葉で表現しています。
営業マンも、この方法を用いれば上手にコミュニケーションを取ることができますよね。
お客様:「最近、原価が上がっているからねぇ」
営業:「上がっていますからねぇ」
お客様:「ほんと、困るねぇ」
営業:「困りますねぇ」
会話としてはほとんど意味がなくてもコミュニケーション術としては大きな意味があります。
相手との共感領域を広げる方法で会話をすると自分への好感度が上がりコミュニケーションがスムースに進むのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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