望ましい解決策を導き出すには?
経営コンサルタントをしているとクライアントから色々な悩みを相談されます。
もちろん問題ない会社も、悩みのない人もいないので当然のことなのですが、クライアントにとって、いかに望ましい解決策を導き出すのかが問われます。
そんなとき、私が留意しているポイントがいくつかあるのでその一部をお話ししますね。
望ましい解決策を導き出すには?
まず、クライアントが最初に言うことは疑うこと、ウソだと思うということです。
即、悩みを打ち明けるクライアントはあまりいません。
質問し続けて、ようやく本音を伝えてくれるクライアントもいます。
本人でも、問題の本質に気づいていないこともあるのです。
コンサルタントは、質問力を高め本当は何が言いたいのか?
本当の悩みは何なのか?根底にある問題は何か?を突き止めるようにしましょう。
また問題同様、その答えもクライアントの心の中にあります。
クライアントが悩みを第三者に相談できるのは潜在意識レベルで、すでに望ましい解決策を分かっている場合がほとんどです。
そのやり方で合っているのかどうかを自分以外の人に確かめるために相談していることがあります。
クライアントも、潜在意識レベルで認識している解決策でなければアドバイスしたところで、行動に移すことができません。
クライアントの問題解決に重要なのは
●クライアントが最初に言うことを疑う
●答えは必ずクライアントの心の中にある
ということです。
クライアントが、潜在意識レベルで、何を問題とみなしどのように解決したいと思っているのかコンサルタントは質問力で導き出し行動の後押しをしてあげる必要があるのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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