料理は盛り付けで味が変わる
料理は見た目も大事という話をよく聞きますよね。
でも、人によっては「料理の盛り付けなんて、きれいに盛っても適当に盛っても、舌で感じる以上、味は変わらない」とか「盛り付けがきれいでも、胃の中に入ってしまえば食べ物なんて全部一緒」と言う人もいます。
料理は盛り付けで味が変わる
一理ありますが脳は見た目でも、食べているのです。
人間の脳は、情報処理をする上で視覚から入る情報を最も優先するという特徴があります。
それは「クロスモダリティ効果」と呼ばれているのです。
実際に、マグロの赤身の寿司を食べていてもトロに見えるときはトロの味にサーモンに見えるときはサーモンの味に感じますよね。
白ワインなのに赤く染めて、赤ワインと区別がつかないようにすると赤ワインを飲んでいるように感じます。
安い食材の料理を、豪華な器に盛り付けると高級な料理の味に感じたりもするのです。
この無意識に起こる「クロスモダリティ効果」は視覚からの情報によるものが大きいのです。
料理は、盛り付けや食器、場所の雰囲気で味が変わってしまうのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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