成功するには、できるだけ沢山の失敗を!
よく講演会などに行くと、こんな話をされる人がいらっしゃいます。
「大きな夢があってビジネスをしたいのですが最初の一歩が踏み出せないのです」
そこで、私がなぜ踏み出せないのか理由を聞くと、「失敗するのが怖くて踏み出せないのです」とおっしゃいます。
私は決まって、「その思考は無駄なので、早く最初の一歩を踏み出してください」とお伝えしています。
そうなのです。
その時間は、無駄なのです。
なぜなら、新しいビジネスをして初めから上手くいく人などおらず誰も「失敗するに決まっている」からです。
誰も失敗する事が決まっているのに失敗が怖くて一歩が踏み出せないということは失敗をただただ先延ばしにしているだけに過ぎません。
みな平等に、必ず失敗するのだから、失敗に向かって一歩を踏み出すぐらいの勢いで思い切って行動してしまう以外、道はないのです。
断言します、「だれも必ず失敗します」まず失敗に向かって、最初の一歩を踏み出しましょう。
早く成功したいなら、できるだけ早いうちに、できるだけ沢山の失敗をすること!
これスピード・サクセスの秘訣です。
成功するには、できるだけ沢山の失敗を!
また、一部の人は、失敗を恐れるがあまり目標を低く掲げてしまいがちです。
中国の戦国時代末の法家の思想家韓非(かんぴ)が記した書、「韓非子(かんぴし)」には、次の様な言葉が記されています。
「刑名参同(けいめいさんどう)」
「刑」とはやり遂げた実績「名」とは本人の申告。
つまり自分の立てた目標と実績が一緒になるようにという意味です。
失敗を恐れ、初めに掲げていた目標が高すぎると低い目標に変更し、実績を出そうとする人がいますが最初から達成可能な低い目標などは目標とはいえません。
それは中間目標、努力目標、あるいは達成目標などと呼ぶ人がいますが、目標は一つしかないと私は思います。
常に高い目標を掲げ、それに向かって知恵、工夫、努力し、やり遂げるという強い意志で向かっていくことが何より大事なことです。
失敗は誰も平等に経験するもの。
失敗を覚悟して最初の一歩を踏み出し、すぐに手に届く低い目標ではなく自らに最大限の目標を課して日々がんばっていきましょう。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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