何を変えずに守るか見極めが大事
今うまくいっている事業が3年後、5年後も今と同じようにうまくいく保障はありませんよね。
時代の流れは速いので、流行やトレンドの変化が起きたりお客様に飽きられてしまって売上が伸び悩むことだってあります。
そんな時、“何を変えて”“何を変えずに守るか”その見極めができますか?
何を変えずに守るか見極めが大事
中井流では、ビジネスがうまくいかない時に「1/4変更の法則」を使っています。
「1/4変更の法則」のポイントは、
◯商品やサービスの見直し
◯顧客層の見直し
◯流通や販売形態の見直し
◯PR方法の見直し
の4つです。
例えば、レストランを経営してきて売上が落ちてきた時、1番初めに見直すのは商品やサービスがお客様のニーズに合っているのかどうかです。
ひょっとしたらフランス料理は今の時流に合っていなくて流行りのイタリアンからパスタを出してみようというのも一つの見直しです。
次に行うのは客層の見直しです。
今、来ているお客様の客層を見てOLに人気の店なのか、主婦に人気の店なのか男性に好まれる店なのか客層を確認します。
女性客ばかりなので男性客にも来てもらいたいと思うこともあるでしょう。
そこで男性好みの料理や外装に変えたりすると男性客は増えるでしょうか?
もちろん増えるでしょう。でもこれまで来ていた女性客はいなくなってしまいます。
客層は絞るものです。誰に対しても良いものを作ろうとすると逆に誰も来なくなってしまいます。
“何でも屋は何も売れない”ということですね。
3番目に見直す点は、流通形態や販売形態です。
現在店舗販売のみのお店がプラスで宅配、通販を加えるなどです。
これら事業の見直しで大事なことは「何を売り、どんな人にアピールして、どういう風に売っていくのか?」というポイントを外さないこと。
今一番大切な要件は何で、何処を手直ししたら良いのか一つずつ見極めて対処することです。
また根本的なコンセプトをいじったり一気に4つ全てのポイント変えないことも大切ですよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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