マイナスの言葉は周りの人に影響する
上司:「今月の受注はどれくらいになった?」
Aさん: 「はい、〇〇万円です」
上司:「それしか取れていないのか!見込み客の●会社はどうだったんだ?」
Aさん:「はあ。見積書を提出しましたが、ダメでした」
上司:「どうしようもないな。いったいどうするつもりなんだ」
マイナスの言葉は周りの人に影響する
このような会話を聞いているだけで気が重くなりますよね。
お気付きの通り、上司の言葉には良い言葉、前向きな言葉が一言もありません。
これでは良い上司と言えませんよね。
でも世の中にはこういう物言いをする人はいくらでもいるのです。
そしてこのように言われたAさんや聞いている周りの人達が良い結果をもたらすことはありません。
言葉とは怖いもので、マイナスの言葉は現象をよりマイナスへ向かわせプラスの言葉はよりプラスへ現象を向かわせるのです。
それは言葉を発するにはエネルギーが宿るからと考えられています。
発する言葉がプラスの時は、脳はα波状態になり潜在能力が発揮されやすくなります。
反対にマイナスの言葉を発すると脳はβ波状態になり潜在能力が出にくくなります。
そして言葉は自分の脳だけでなく周りの人にも同様に影響を与えるのです。
「これしか受注が取れなかったのか」と言うか
「これだけよく受注が取れたね」と言うかでは雲泥の差が生まれます。
物事をうまく進めるコツは何に対しても否定的な言葉や悪いことは言わないことです。
周りがマイナスの言葉を使う人ばかりならあなただけでもプラス思考をしてプラスの言葉を使い続けましょう。
それが周りの人達にも良い影響を与えやがてみんなもプラスの方向へ向かうことができるようになるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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