新しい部署の責任者に配属されたら・・・
会社勤めをしていると、人事異動で配属先が変わることがありますよね。
責任者として異なる部署に配属するのはよくある話です。
ただ、一番上に立つ責任者でありながら既に所属している部下社員との関係構築に難しさを感じることもあるでしょう。
新しい部署の責任者に配属されたら・・・
勤続年数が長い部下の方が知識も人脈もあり、躊躇いますよね。
そんな時、あなたなら、どうやって部下と信頼関係を構築し責任者として指揮命令を下していきますか?
責任者の立場から「ここをこうしたらもっと改善するのでは」と新しいアイデアや提案を部下に指示したとしましょう。
でも、部下は大抵、あなたの言うことなどすぐに聞かないものです。
部下の心の中では、「転属されたばかりで、何も知らないくせに・・・」「責任者だからって、偉そうに・・・」そんな言葉が浮かんでいるはずです。
そんな部下に、どうしたらあなたの提案をすんなり聞いてもらえるのでしょうか?
まず2つポイントがあります。
1. 現在のやり方を否定せずに認めてあげる
2. その上で、少しずつアドバイスするこれが基本的な流れです。
既に結果が出ているやり方を「素晴らしいね」と認め、責任者のあなたもそのやり方をしばらく実践してみます。
そうして部下との信頼関係を構築した後で、「もっとこうした方が、さらに業績が上がりうまくいくよ」とアドバイスするようにするのです。
普通、新任上司が信頼関係を構築するまでには3ヶ月くらいかかります。
部下といえども人間です。
人間の脳は、新しいものに危機感や恐怖を抱く傾向があるため、未知で新しい人物の存在を受け入れ信頼を構築し、その者からの指示に従うにはある程度の時間が必要なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
成功を支配する○○習慣…
中井 隆栄
“中井流 「1/4 変更の法則」”とは
中井 隆栄
運に好かれる人、見放される人
中井 隆栄
悩んだら「仮の意思決定」で
中井 隆栄
全員ではなく自分に焦点を当てよう
中井 隆栄
- PREV
- 脳をウォーミングアップする方法
- NEXT
- ウサギが実験に使われる理由