ウサギが実験に使われる理由
脳科学の世界では、記憶の実験にウサギが使われることがあります。
人間に比べ、ウサギやネズミの脳は小さく記憶の実験には適さないように思いますよね?
でも、サルを使うよりウサギやネズミが使われるのです。
その理由はご存知ですか?
ウサギが実験に使われる理由
記憶の実験に、人やサルを用いると難しい問題が生じます。
例えば、人間は同じ人でも、場合や状況によって能力に差が生じ、さらに心理的要素の影響を受け記憶力が随分変わるのです。
「昨日は夜更かしをしてしまった」「テストなんて面倒だなあ、早く終わらないかなあ」「今回の人体実験は時給○円か。前回より安いなあ」
こういった心理的要素が実験結果に影響するため正しいデータが得にくいという事実があります。
サルも同様に、人間と同じく賢いため目を話すと手抜きをするのです。
その点、ウサギやネズミはいつも一定した同じ力で精一杯、実験を受けてくれるといいます。
記憶のように、曖昧で捉えどころのない実験には人間やサルより、ウサギやネズミがはるかに適しているのです。
ただ、ウサギも若いウサギの方が、記憶力が良く年老いたウサギの記憶力は劣るそうです。
しかし、シータ波が出ていると歳をとったウサギも、若いウサギと同じ記憶力を発揮するとか。
人間とウサギ、老若とシータ波には共通するものが存在するのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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