嫌な記憶は、思い出す回数を減らしてみよう
嫌な記憶というのは、できれば脳から消したいものですよね〜
思い出すだけで嫌な気分になるので一刻も早く消去したいと思うことは少なくないはずです。
そうであるなら、消し去るための近道。「思い出す回数を減らす」ことです。
嫌な記憶は、思い出す回数を減らしてみよう
脳科学的に言うと、思い出す回数が多ければ多いほど記憶は海馬を通じて強化され定着してしまいます。
思い出す回数を減らせば記憶の定着を防ぐことができるのです。
そのためには、一旦、思考を停止できるような小道具を用意しましょう。
たとえば、家族の写真や恋人の写真、可愛がっているペットの写真自分が最高の状態にいる時の写真などを携帯に入れておいて嫌な気分になったらすぐに見るのです。
すると気持ちが切り替わります。
同時に2つのことを考える力が弱い脳は良いイメージを見て、良いことを考え始めるため嫌な記憶を保存しているニューロン(神経細胞)の活動を弱めることができるのです。
記憶は思い出す機会が少なくなればニューロンとシナプス間の情報伝達の効率が悪くなり記憶が想起されにくくなります。
「最近、人や場所の名前が思い出せないなあ〜」という人がいますよね。
これも、単に思い出す機会が減ったために記憶が呼び起こされにくくなったためです。
嫌な記憶も、思い出す回数を減らすことで嫌な気分を味わう機会を減らすことができますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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