同等の選択肢は脳にストレス?
人が、ほぼ同等に魅力的な2つの選択肢から1つを選ぶとき脳内はイライラした状態に変化するそうです。
これは、選択している人間のfMRIをスキャンしてわかったことですがほぼ同じものの中から1つを選ぶというのは人間の脳にとって負担なのだそう。
しかし、その負担はある方法で一気に取り除くことができます。
それは2つの選択肢どちらかに小さな特典をつけてあげることです。
同等の選択肢は脳にストレス?
たとえば、ローマとパリの旅行ツアーがあり価格も内容も一緒であるとしましょう。
人は選択に困り、脳内ではちょっとしたイライラが起こり始めますが、パリツアーに無料の朝食を付けローマツアーには朝食を付けないなど同等にならない特典をつけると脳はストレスから解放されパリツアーを即座に選択することができます。
別の例で、見てみましょう。
ドラッグストアで標準サイズ洗剤の在庫を抱えながら20%増量した洗剤を売りたい店舗があるとします。
店側は、標準サイズの商品を全部売ってから20%増量の商品を並べたいと思っていますが標準サイズのすぐ横に20%増量サイズの商品を並べた方が顧客は選択が容易にできて増量サイズの商品が飛ぶように売れるのです。
人に商品を売るときは小さな特典で差別化し同等の商品として並べない方が脳にストレスなく選択ができるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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