言葉の定義を明確にしてから…
職場でのこのような悩みを相談されることがあります。
「仕事を任せるときに相手に自分の意図がうまく伝わりません」
「部下が自分の思う仕事の成果を出してくれません。どのようにすれば自分の意図が伝わりますか?」
言葉の定義を明確にしてから…
これらの悩みの根本的な原因は“言葉の定義”だと考えられます。人間の脳はイメージと言葉で動いていますよね。
一人一人が持つイメージや言葉の定義はそもそも異なりその違いから行動も違ってくるのです。行動が違うと、それぞれの出す結果も異なります。
例えば、私の京都の不動産管理会社でよく使われる“管理”という言葉は3つ意味で使われます。
①入居管理
②入居者管理
③設備管理
これらの言葉を社員全員が同じように定義しているかといえばそんなことはないですよね。それぞれ異なる認識をしているはずです。
上司の指示が部下に伝わらない、部下が思うような結果を出してくれない、といった問題があるとき、まずは会社全体として言葉の定義を明確にし、誰もが同じ認識を持つことから始めることです。
言葉の定義を一致させると、誰もが同じものをイメージすることができ行動や結果が自ずとついてくるようになりますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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