「なんでも屋」は、選ばれない
1日体験特別講座や中井塾のライブコースセミナーでよくお話しする内容のなかに、自分の得意とすることに100%力を投入する、というのがあります。
例えば、ドライブをしていて、道端に老舗のお蕎麦屋さんがあったとしましょう。
そのお隣に、お蕎麦とうどん、両方を商品としているお店があったとしたら、どちらに入りますか?
ある人はお蕎麦かうどんが選べるお店に入るかも知れません。
でも大抵の人は、古くから蕎麦だけを究めている老舗のお蕎麦屋さんに入ると思うのです。
何故そのような行動を取るのかというとこれは人間の心理なのですが、一つだけを究めている方が、信頼できるとその道に長けていると思ってしまうのですよね。
つまり「なんでも屋」はあまり人から信用されません。
「なんでも屋」は、選ばれない
それにあれもこれも手を付けようとすると時間がかかるだけでなく、どれも中途半端で終わってしまうという結果にもなりかねません。
それを避けるためにも、やるべき仕事はまず一つに絞ることをお勧めしています。
他のことは、それを得意としている人の力を借りて補えばよいのです。
先ずは自分にしかできないことを見つけ、そこで自分の能力を発揮することが何より重要だと思います。
結局のところ、、苦手なことでがんばっても成功しないのですから。。。
そこで、ゲアリー・ケラー著「ワン・シング~一点集中がもたらす驚きの効果」(ソフトバンククリエイティブ刊)に記されていた「的をしぼり込む質問」についてご紹介いたしましょう。
この質問を何度も繰り返し自分に投げかければ自然に仕事が重要な順番に並ぶといいます。
それをすることで他の全てにおいてもっと容易になるか不必要になるような私ができる「1つのこと」は何か?
この質問は、大きな展望だけでなく、いま何をしなければならないか、どこに焦点を当てるべきかという問いにも答えられるよう導いてくれます。
私は、毎朝、この質問を自分にすることで1日の生産性が上がりました。
おかげで、毎日の仕事終了時間が早くなり、阪神戦を18時のプレイボールから見ています。
中井塾でも、あなたが得意分野に100%自分の力を投入できるように応援していきます。
今日も、充実した1日をお過ごしください!
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