情報を入れ続けても記憶は増えない
私もあなたも、睡眠をとらずに生きていけますか?生きてはいけませんよね。
脳のある生物は、ほとんど睡眠をとります。では、なぜ睡眠をとるのでしょうか?
情報を入れ続けても記憶は増えない
睡眠により得られる事は様々ありますが、記憶との関係では次のような実験があります。学習した前後で、どれだけ点数が上がるかを調べたものです。
それによると、学習後は当然テストの点数が上がりますが、学習後に睡眠をとり、翌朝テストを行った方がさらに点数がアップしたのです。
寝ているだけで記憶の量がアップした訳ですが、その理由は脳に整理整頓の時間を与えたことによります。
実は、脳へのインプットを止め、海馬で情報が再生される時間を与えたことが、記憶の整理、保存、学習の定着につながっているのです。
ですから、寝ている間に音声を流して学習するという教材が昔ありましたが、それをしても学習効果は見込めないわけです。
逆に、脳への情報をストップしてあげることがプラスに働きます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 文章を書くのが苦手でも
- NEXT
- 人生のタイムマネジメントを考える