夢は学力を養う

脳は、知らず知らずのうちに「復習」をしていることを知っていますか？
それは、「夢」を見ることでです。夢を使った復習も大切な脳作業の1つです。
睡眠が学習にとっていかに大切か！テスト前の直前に夜更かしして覚えた知識は、身につかず綺麗に忘れてしまいますよね。

夢は学力を養う

記憶を司る”海馬”は夢を見ている間、とても盛んに活動しています。
夢は「記憶」の再生です。
一見変な夢だなと思う夢でも、それは海馬の情報や大脳皮質の記憶が、夢の中で再現され過去の記憶を「整理」しています。
夢が脳に及ぼす作用として、学習したものが少し時間が経つと、より理解が深まるということがあります。

勉強してもさっぱりわからなかったことが、ある日突然、目から鱗が落ちたようによく理解できたという経験がありませんか？
そのような不思議な現象は、「レミニセンス（reminiscence)」と呼ばれています。

寝ている間にも夢を見て、記憶がきちんと整理整頓されたから起こる現象です。
夢を見ると、記憶は自然と成長し、寝かせることで熟成するまるでワインのようですね。

レミニセンス効果で、数日たった知識の方が整理されていて、脳にとっては利用しやすい記憶となっています。
レミニセンスを期待して、寝てばかりいる怠け者になってはダメですが、勉強の合間に睡眠を挟み、効率よく学力を養いましょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！