「意識」と「無意識」の正しい違い
一般的に自覚している(気づいている)ことを「意識」、自覚していない(気づいていない)ことを「無意識」と区別します。
「あがり・緊張」をはじめとする心の問題を考える上で、この区別にはあまり実用性がありません。
私たちの「思考」と「感情・欲求」は、それぞれどこから発生しているのでしょうか。
問題が起きている場所を間違えると正しい解決策を打ち出すことができません。
「意識」と「無意識」の正しい違い
「考える」ことはもちろん自覚していますから、これが発生しているのは「意識」の領域です。
この「意識」の領域では「損か得か」「正しいか間違いか」つまり理にかなっているか、合理的か否かという評価や判断をしています。
また自覚があっても「好きか嫌いか」「安心か不安か」を感じるのは「意志」の力ではコントロールできない「無意識」の領域であることがわかります。
「意識」で起きていることは、自覚しており、かつ自分の意思の力でコントロールできることなのです。
しかし、自分の意思の力ではコントロールできないことが起きている場合には、「無意識」の領域の問題だと認識することが重要なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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