モチベーションは、どうやって高める?
「馬の鼻先に人参」という言葉があります。
視界の先にニンジンを吊り下げると、餌欲しさに馬がどこまでも走り続けるという、いわば喩え話です。
この方法で本当に馬を効率よく走らせられるかはわかりませんが、モチベーションを高めるために、“餌(報酬)”を用いることは、日常生活で頻繁に行っています。
モチベーションは、どうやって高める?
報酬を使う方法は、心理学では「外発的動機付け」と呼ばれ、古くから仕事の効率を高める手段としてよく知られています。
実際に、外発的動機がないと学習能力がひどく落ちることが確認されており、動物に至っては全く学習しなくなってしまうケースもあるといいます。
また、報酬にたどり着くまでのステップ数が多くなると仕事のエラー率が高くなるという研究結果も出ています。
報酬への“期待”と仕事の“精度”の関係には、前頭葉の働きが関与しているようです。
つまり、仕事の正確度を高めたければ、多くの工程をひとまとめにせず、細かなステップに分け、そのたびに報酬を与える他ないということなのです。
「目標は高い方がよい」とよく言われますが、これでは達成して報酬を得る回数が減るばかりか、達成できずにむしろ挫折を味わうことにもなりかねないのです。
大きな仕事を成し遂げるためには、最終目標以外にも、小さな目標、達成可能な目標を随時、掲げていくことが大切なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- お金の人生脚本
- NEXT
- 「催眠」と「暗示」の違い・・