この視点があれば、欲望を捨てる必要はない
「我欲とか煩悩を捨てよ」とよく言いますね。我欲や煩悩は、捨て去るのではなくコントロールすることが大切なのです。
それには、「私」という殻から抜け出せないとコントロールは難しいでしょう。
私という殻から抜け出し、自分自身を一つ高いステージから俯瞰で見ること。自分自身を高い抽象度から俯瞰で見るためには、自分を客観視する方法がいいでしょう。
この視点があれば、欲望を捨てる必要はない
また「止観」という方法もあります。
止観とは、法然、栄西、道元、日蓮、親鸞、一遍などの、日本仏教各宗派の開祖を輩出した、最澄、比叡山延暦寺の日本天台宗の源である中国天台宗の高祖、天台智顗の書物、「摩訶止観」による用語ですが、ここでは読んで字のごとく「止めて」「観る」ことと理解して貰えばOKです。
心を落ち着けて、とりあえず我欲、煩悩を脇に置いてみる。なくす必要はありません。
「観る」は、考えている対象、自分なら自分、悩みなら悩み、課題なら課題です。また、観るのは抽象度を上げてみることが大事です。
「私」をみようとするなら、「私」よりも抽象度の高い視点で観てみる。
これができると問題自体を高い次元で観ることができますから解決策も見えやすくなり、しかも対処療法ではなく根本的な解決策が見つかりやすくなります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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