*

視線から思考を読みとる技法

中井隆栄 1dayセミナー

人の感覚は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つに分かれています。
これらをNLP心理学では、「表象システム」と呼びます。

人が頭の中で何かを再現するには、どれかの感覚要素を使わなければできません。
質問された時だけではなく、生活している間もずっと表象システムを使っているのです。
今日は、「視線解析」といって視線からどの表象システムを使っているのかを読み取る技法を紹介します。

 

視線から思考を読みとる技法

視線解析と表情を組み合わせて観察すると、かなりのレベルまで思考の内容を読みとることができるようになります。

  • 上を向く視線
    視覚要素を使って思考中です。顔や風景・ものの形や色を思い出したり考えています。
  • 横に動く視線
    右左に流れるように動きます。聴覚要素を使って思考中です。音や声・音楽を思い出したり考えを組み立てたりしています。
  • 下を向く視線
    比較的ゆっくり動き、その位置にとどまる時間も長いようです。触覚要素を使って思考中です。
    味・におい・熱い・冷たい・痛い・かゆい・気持ちがいいなどの身体の感覚、あるいは、怒り・悲しみ・後悔など強い感情を伴う記憶にアクセスしています。

 

考えている最中によく視線が上に行く人は、明らかに視覚タイプです。また、視線が横に動く人は聴覚タイプで下方でとどまる人は感覚タイプと言えます。
あなたは、どのタイプでしたか?

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

現在オススメのセミナー

中井隆栄 1dayセミナー

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

関連記事

アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせ」

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

人間は一度に7つのことしか覚えられない

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

必要なものは、すでに全て持っている

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

「成功」すればそれで終わり?

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

記憶の定着は復習のタイミングしだい

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
教えて中井先生
  • facebook
  • feedly
  • livedoor
  • rss
成果の差は、能力よりも〇〇○の差が大きく左右する!

あなたは、今買い物にきています。 予算内で気に入ったものがみつかり

目標達成を避けようとする人の特徴

あなたは、目標を決めるとすぐに達成できるタイプですか? それとも、

本を読んだ方がいい理由を知っていますか?

誰でも、本を読みなさい!と言われた経験ありますよね。 あなたは、

忙しい時こそ、しっかり〇〇をとる方が良い理由

もっと、時間が欲しい! なんで1日は24時間しかないんだ! そう思

営業マンにおすすめ、取引先で失礼にならないメモ取り術

あなたは、メモを取る派ですか? それともメモを取らない派ですか?

PAGE TOP ↑