いつも事実と気持ちをきちんと切り離す
あなたの部下が数字の改ざんをしたことが発覚した時、あなたは何と言うでしょうか?
「この数字の操作、お前がやったんだろう」と言っても、部下は「はい、やりました」とは言いにくですね。
いつも事実と気持ちをきちんと切り離す
では、「あそこの取引先はきついよな。わかるよ。私も3年前、あそこの担当だった時、めちゃくちゃな要求を出されて思わず数字をごまかそうと思ったことがあるものな」と言ったらどうでしょう。
「エッ!?部長もそうだったんですか?」「そうだよ。だからわかるよ。その気持ち。でもお前は本当によくやっているよな」と上司に言われたら、「部長、実は少しだけ数字の改ざんをしました」と、本当のことが言いやすくなります。
気持を理解してもらえると、本当のことが言える。だから事実と気持ちは分けて認識しておかなければいけないのです。
そして「気持ち」には誰でも寄り添うことができるはずです。
気持ちがひとつになると、事実をすんなりと認められるから不思議です。
だからいつも気持は相手のそばにこちらから寄り添うつもりで、事実については冷静に見つめるようにしてあげます。
これは、実は嘘をつかせないための方法でもあるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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