SCAMPERでアイデアを練りあげよう
世の中の新しい商品やサービスは、常にゼロからアイデアが生まれている訳ではありません。
新しいものは全て、すでに存在するものに何かを付け加えたり、修正を加えたものなのです。
例えば、石油から化学原料が生まれ、化学原料から合成ゴムが生まれ合成ゴムから自動車のタイヤができる。
鉱石から金属ができ、金属からワイヤーができ、ワイヤーがモーターの一部になる。
こうしたアイデアの考案には、商品やサービスについて考えたり課題を取り上げ、チェックリストにある問いかけをして、どんな新しいアイデアが浮かぶかをみていきます。
そのチェックリストを「SCAMPER」と言います。
SCAMPERでアイデアを練りあげよう
SCAMPERは、ブレインストーミングの考案者として有名なアレックス・オズボーンが考案し、のちにボブ・イバールがこのような順序に並べ替えました。
S=Substitute?
何か他のものと変えられないか?
C=Combine?
結合できないか?
A=Adapt?
応用できないか?
M=Magnify? Modify?
拡大できないか? 修正できないか?
P=Put to other uses?
他の使い道はないか?
E=Eliminate?
削除できなか?
R=Rearrange? Reverse?
並べかえられないか? 逆にできないか?
天才にとって、アイデアは全て常に流動的な状態にあり、全てのアイデアは練り上げることによってさらによくなります。
普通の人は物事を改良する方法を探す前に、それにはどこか欠陥があると思い込んでしまいます。
ところが、天才は特に欠陥がなくても、とにかく改良しようとする。
彼らは気が向くとアイデアを練り上げたり、改良したりする方法を探しているのです。
あなたの商品、サービスもSCAMPERに沿って質問することで、素晴らしいアイデアに辿り着くはずです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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