「オウム返し」で心の距離を縮める
コミュニケーションで大事なのは、相手の心を開くことです。
でも、その前提として大事なのはコミュニケーションをしかけているあなた自身の心。
人間とは不思議なもので、自分が相手のことを苦手だな、とか、生理的に合わないなと思っていると不思議なことに相手にもわかってしまうものです。
そうなると、コミュニケーションはうまくいかなくなってしまいます。
そこで重要なのが、あなた自身の心の壁を取り払う「ラポール(心の架け橋)」という考え方です。
ラポールは、あなたが相手との間に架け橋をかけるイメージを持つことから始めます。
心から心へ、手から手へ、橋がつながっているようなイメージを持つと、あなたと相手の心が開きます。
相手と心が通い合うイメージが持てるとコミュニケーションが上手くいくようになります。
「オウム返し」で心の距離を縮める
ラポールを築く方法は、他にもあります。
それは相手の言ったことを、繰り返し言ってみる「トラックバック(オウム返し)」という方法です。
相手の言っていることを、ただ繰り返すだけで相手に、「わかってもらえている」、「伝わっている」という安心感を与えることができます。
例をあげてみましょう。
ある喫茶店で店員が注文を取りに来たとします。
「ご注文をお伺いします。」
そこで、「紅茶とプリンをお願いします。」と伝えたとします。
「かしこまりました。」と答える店員さんと
「紅茶とプリンですね。かしこまりました。」
と答える店員さんとでは、どちらにわかってもらえている
という安心感を抱くでしょうか。
もちろん、後者ですよね。
自分の言ったことを、た繰り返してもらっただけですが店員やお店との距離はぐっと縮まったはずです。
この「トラックバック(オウム返し)」も「ラポール(心の架け橋)」をかける一つの方法です。
ぜひ、一度試してみてくださいね。
では午後からも頑張っていきましょう!
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