イマジネーションとクリエイションの仕組みとは?
神経細胞(ニューロン)がつくるネットワークを「神経回路」といいますが、脳はこの神経回路を使って情報を管理しています。
神経回路のつながり具合によって、どのように情報が処理されるのかが決まるのです。
ものごとを「覚えている状態」と「覚えていない状態」の違いは、神経回路のパターンが違うということです。
つまり、記憶するとは神経細胞のつながり方が変化することなのです。
神経回路の変化こそが「記憶の正体」です。
イマジネーションとクリエイションの仕組みとは?
脳は、色々とやりくりをしながら神経細胞を使い回し、神経回路に多くの記憶を貯蔵します。
その結果、1つの神経回路に同時に様々な情報が記憶として雑居することになります。
当然、この雑居して蓄えられた情報は、互いに相互作用を起こします。
人間の記憶があいまいな理由は、この仕組みにあります。
記憶のあいまいさは良い面もあって、記憶があいまいだからこそ、あるとき何かのきっかけで、今まで思いもよらなかった別々の記憶がパッと繋がって、新しいアイデアが浮かんだりするわけです。
人間の持つ想像力(イマジネーション)と創造力(クリエイション)はこの仕組みを使っているんですね。
ただし、すでに神経回路に多くの正しい知識を記憶として持っていないと、なかなか良いアイデアは浮かびません。
普段から勉強したり情報収集を行う習慣をつけて閃き力を磨きましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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