人は自分自身のことが一番わからない
突然ですが、私のUSPは「脳科学」と「心理学」です。
経営コンサルタントという職業は、資格が必要ないので、誰でも名乗れば簡単になることができます。
したがって、「経営コンサルタントの中井隆栄」だけでは、どんなコンサルティングをするかもわからないし、何をやっている人なのかもわかりにくいでしょう。
これでは、なかなかクライアントに興味を持ってもらえませんし、そうなると仕事もきませんね。
人は自分自身のことが一番わからない
さて、あなたは自分のUSPが何だかわかっていますか?
実は、人間というのは、自分のことが一番わからないものなのです。
本当は別のところに自分の強みであるUSPがあるのに、「自分の強みやウリはこれに違いない」と、勝手に思い込んでいることが、意外と多いのです。
例えば、自社の強みが「高いスキル」や「高いクオリティ」だと自負していたとしましょう。
しかし、実際に買っていただいたお客様に商品やサービスを選んだ理由を聞いてみると、自社の強みと思い込んでいた理由とは全く関係ない答えが返ってくることがあります。
「デザインが気に入ったから」、「近所だから」、「友達が勧めてくれたから」など、スキルやクオリティと関係ない理由で購入している人が、意外と多いのです。
まずは、自分の本当のUSPは何なのかということを、客観的に調べてみる必要があります。
「デザインが気に入った」との答えが多ければ、「デザインが良いこと」がUSPである場合がありますし、「近所」であることが圧倒的な「USP」になる場合もあります。
また、「友達がすすめてくれた」ということは、口コミにのりやすい特長を持った商品である可能性があります。その特長がUSPになることも充分に考えられます。
情報をたくさん集めて分析し、「自分の本当のUSPは何なのか?」を探すところから、まずは始めてみましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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