あなたの人生脚本には何が書かれている？

交流分析の創始者、エリック・バーン博士が提唱する「人生脚本」という考え方をご存知ですか。
人は3歳から6歳までに、同居する父親と母親の価値観のミックスを脳にインストールします。
両親の価値観がインストールされた状態で幼稚園、小・中学校、そして社会へと出ていき、価値観、人格、性格を確立していくのです。
つまり、スタートの時点ではすでに両親の価値観がインストールされた状態になっているということです。
幼少時に、無意識のうちに自分で自分の人生の脚本を書いてしまっている状態です。

その人生脚本がすべてポジティブなものであればよいのですがネガティブなものも当然含まれています。
ネガティブなものは、一旦取り出して、検証し、書き換える必要があります。
なぜなら、人間はその人生脚本どおりに生きるからです。

あなたの人生脚本には何が書かれている？

しかしながら、やっかいなことに子供の時に植えつけられたネガティブな概念は、なかなか自分自身で取り出すことができません。
脳のセキュリティが働き、痛みが生じることが事前にわかると脳が不快という感覚を消去し、何も感じなくさせるからです。
脳のセキュリティにより、私達は例えネガティブな脚本を持っていてもそれを不快だと感じないようになっています。

中井塾では、このネガティブな人間脚本を書き換える作業も、行なっています。
脳が出したくないとセキュリティをかける不快な感情を取り出してあげて、良いものに書き換えるのです。

具体的には、出来事と感情はセットになっているのですがそれらを切り離したりマイナスの感情をプラスの感情に書き換えて再度沈めてあげたりいくつかのパターンの中から、その人に合う方法で書き換えていくのです。
あなたの人生脚本にネガティブな記憶が含まれているかどうか一緒に見ていきましょう。
そして、ネガティブなものがあればポジティブなものに書き換えていきましょう。

人生脚本によって不幸な人生を送るのではなく誰でも幸せな人生を送る権利があるのですから。。。

では午後からも頑張っていきましょう！