売上が伸び悩んだときに｜成功を継続する秘訣

成功継続法則のノウハウである「事業リニューアル法」について昨日の続きをお届けします。
事業リニューアル法は、１番目に見直すのは「顧客」、２番目に見直すのは「商品やサービス」、そして、３番目に見直すのが「販売促進方法」です。
雑誌の広告をやめて顧客の誕生日にDMを送る、チラシを配布していたのをメールクーポンに変更するなど、販売促進方法も顧客層にあったアプローチが必要です。

売上が伸び悩んだときに｜成功を継続する秘訣

４番目に見直すのは「販売方法や流通形態」です。
例えば、現在の店舗販売に加えて、宅配サービスや通販を開始することが考えられます。
こちらも顧客層とのマッチングには気をつけてください。

以上、2回にわたって4つの事業リニューアル法を紹介しました。
ここで、事業リニューアルの際に一番気をつけないといけないことを紹介します。
それは、４つの見直しポイントを、一気に全部変えてしまわないことです。

経営者は売上が落ちてくると不安になって「どこが悪いのだろう」「何が悪いのだろう」と考え続けるために、無意識レベルでネガティブ思考に陥りやすくなります。
そしてその不安から逃れるために、思いつきで、気がついたところをどんどん変えたくなります。
事業リニューアルにおいて、肝心なことは「誰に、どんな商品やサービスを、どのように伝え、どうやって売るのか」という４つのポイントに一貫性を持たせることです。
そのポイントのうち、どれを見直したら良いかどうかを入念にチェックして見極め、１つだけを変更するようにしてください。

もしうまくいかない場合は、変更したポイントを元に戻して、時間差で次のポイント、また次のポイントというように順番に変更していくこと。
これなら変更のリスクも少なく、効果測定も確実に行えますね。
売上が落ちてもネガティブ思考に陥ることなく冷静に対応していきましょう。
これが、成功を継続する秘訣です。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！