*

結論は最初に言うか、最後に言うか・・・

FT138_L

中井隆栄 1dayセミナー

人間の集中力が持続する時間は20分であると言う話を聞いたことがありませんか?
長い時間、会議に参加したり、講演会のスピーチを聞いたりしていると途中で飽きて、集中力が切れてしまうのは人間の性質上、仕方のないことなのです。

ですが、、、 集中力が途切れている時に

「これから重要なことを言います」
「これだけは押えておいてください」
「最も重要なポイントはこちらです」

といった言葉を聞くと、とたんに聞き逃すまいとして集中しませんか?
実はこれらの言葉は、途切れそうになった聞き手側の集中スイッチを入れ直すことができるといわれています。
ロケットが発射されるカウントダウンのようにこれから起きることに期待を持たせることができるのです。

結論は最初に言うか、最後に言うか・・・

このように、これから起きることに期待をもたせることをクライマックス法と呼びます。
プレゼンテーションをする際にも使用される方法で、クライマックス法と、アンチクライマックス法というのがあります。

クライマックス法は、重要度が低いことから話し始めて最後に重要な内容を話す方法。
期待度が徐々に高まっていくやり方です。
もう一つは、アンチクライマックス法と呼ばれ最初に重要なことを話してしまう方法です。
論文だと、結論を最後に言う「ラストヘビー」と結論を最初に言う「フロントヘビー」とも言われます。通常の日常会話では、クライマックス法が多く用いられています。

また相手がこちらの話に興味をもっている場合にはクライマックス法は効果を発揮します。
反対に、営業の電話をかけるなど相手がこちらの話に興味をもっていない場合は先に結論を言う、アンチクライマックス法が効果を発揮するといわれています。

例え興味があっても人間の集中力が保たれるは20分間です。。。その間、どのタイミングで重要な内容を入れるのかいつ集中力を入れ直す言葉を使うのかクライマックス法とアンチクライマックス法をうまく使い分けたいですね。
ひと昔前までは日本人は結論を最後に言う、クライマックス型外国人は結論を最初に言う、アンチクライマックス型と言われてきました。
でも今ではそれも徐々になくなりグローバル化した日本人は、アンチクライマックス法もうまく操れるようになってきています。

では午後からも頑張っていきましょう!

現在オススメのセミナー

中井隆栄 1dayセミナー

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

関連記事

クレームのレベルは3段階に分かれる

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

お客様目線で広告を作る方法

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

塾生のビフォー&アフター(第13期生:KIQTAS代表・早川洋平氏)

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

お客様をリピートさせる仕掛け

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

子供の脳の成長に合わせた子育て法

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
教えて中井先生
  • facebook
  • feedly
  • livedoor
  • rss
成果の差は、能力よりも〇〇○の差が大きく左右する!

あなたは、今買い物にきています。 予算内で気に入ったものがみつかり

目標達成を避けようとする人の特徴

あなたは、目標を決めるとすぐに達成できるタイプですか? それとも、

本を読んだ方がいい理由を知っていますか?

誰でも、本を読みなさい!と言われた経験ありますよね。あなたは、

忙しい時こそ、しっかり〇〇をとる方が良い理由

もっと、時間が欲しい! なんで1日は24時間しかないんだ! そう思

営業マンにおすすめ、取引先で失礼にならないメモ取り術

あなたは、メモを取る派ですか? それともメモを取らない派ですか?

PAGE TOP ↑