社会のお金の循環の
お金は循環していると言われますが、そのイメージができていますか?
この「循環している」というイメージが持てないとなかなかビジネスは上手くいきません。
ビジネスをやっていく時には、これがすごく大切な根本的な考え方になります。
社会のお金の循環の
まず、ビジネスの元になるのは、社会にある「ニーズ」と「ウォンツ」です。
ニーズというのは「需要」、ウォンツというのは「欲求」ですね。
この2つは人間が居る限り、無くなることはありません。
そして、会社というのは「ニーズ」や「ウォンツ」に応えるために、ビジネスを通して価値を提供しています。
商品やサービスを通して提供する価値がお金に換わっているのであって、商品やサービスが直接お金と交換されるわけではありません。
このことをまず理解しないと、ビジネスは上手くいきません。
価値と交換されたお金が会社の売上になり、そこから利益が残り、経営者であれば個人の収入という形で入って来ます。
その個人の収入の一部を貯蓄に回して、残りが消費に回されます。
消費を通して、お金が社会に還元され、社会を循環しているということになります。
ですから、人というのは、ビジネスを通して収入も得ているのですが、同時に何かを消費することで、社会にお金を返しているのです。
まさに循環をしているという流れになっています。
会社や経営者、個人事業主は、社会のニーズやウォンツに対して提供した価値からお金をいただきます。
それに対して、会社に勤めている方は、会社に提供している価値と給料を交換する形で収入を得ています。
当然、会社員の方も収入を貯蓄と支出に分けますから、支出はまた社会に戻って循環していくという流れになります。
ここで一番大きなポイントは、社会にはニーズとウォンツがあるということ。
このニーズとウォンツに応えられる価値をビジネスを通して提供することで、価値がお金に換わります。
商品やサービスそのものではなくて、提供する価値がお金に換わるということを、まず理解することがとても大事なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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