脳のゴールデンタイムはいつ?
脳のゴールデンタイムはいつ?
人が就寝する1~2時間前を、脳科学の世界ではゴールデンタイムとよばれています。
人間の脳では睡眠中に記憶と情報処理が行なわれます。
記憶と情報処理に大きな影響を与えるのがゴールデンタイムにインプットする情報です。
海馬や脳の健康・老化について研究している東京大学大学院薬学系研究科準教授の池谷祐二先生もこのゴールデンタイムの使用方法を次のように話していました。
「私は仕事や勉学に必要な情報は睡眠前に仕入れるようにしています。本や論文を読んだり、英語を聞いたり。
勉強ならやはり記憶を要する科目が向いていると思います。
地理や歴史、生物、あるいは英単語などがおすすめです。
あまり論理的な思考が必要な勉強をすると、かえって目がさえて眠れなくなることもあります。覚えたら、忘れないうちに寝る。これが鉄則です。」
寝ている間に、脳は蓄えた知識を整理整頓して使える状態にしています。
その結果、知識の量は変わらないものの、知識の質が変わるとされています。
よって、直前のゴールデンタイムはきわめて学習効率が良い時間帯とされているのです。
記憶以外にも、寝ている間の脳は情報処理という作業も行なっています。
起きていた時の記憶を取り出して、取捨選択をするという処理をしているのです。
そのため、ゴールデンタイムに処理をしてほしい情報をインプットしておくことで寝ている間に情報処理をしてくれるのです。
私もアイデア開発は、寝ている間にしています!
ゴールデンタイム中に、どのように処理をしたいのかを確認し、脳にオーダーを出してから寝てるのです。
すると寝ている間に脳がオーダー通りに処理をしてくれ翌朝、良いアイデアが浮かんだりするのです。
アイデア開発を含む仕事全般の問題解決は寝る前に情報をインプットし、寝ている間、脳にその処理を委ねるのが一番です。
寝ている間の脳の記憶と情報処理能力は絶大です。
そのため睡眠に直結するゴールデンタイムは有効に使いましょう。
では午後からも頑張っていきましょう!
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