ライバル店が出店した際の対処法
飲食店を出店するためには何千万円、何億円の投資が必要になります。
それだけのビジネスをするのに、そのマーケットのお客様がライバル店に全部取られると思ったら、絶対に出店しないと思いませんか?
それが出店の大前提だと思います。
例えば、上場企業クラスの巨大資本で、全国のFCの展開店でれば話は別です。
昔、牛丼で値下げ戦争がありましたね。
あれは大資本だから可能なのであって、中小企業でそんなことができるところはありません。
ライバル店が出店した際の対処法
少なくとも潰し合いではなく、自分の店が出店しても採算が取れる程度のマーケットのキャパシティがあるということを、経営者が判断しているとみるのが妥当だと思います。
その前提で、ライバル店との付き合い方を考えていくといいでしょう。
まずライバル店がオープンする際、前日や、前々日くらいに、オペレーションのテストなどをするはずです。
その時に、名刺と菓子折りを持って、あなたのほうから挨拶に行ってください。
そうすると、向こうは多分、きょとんとするでしょう。
しかし、これであなたが敵意を持っていないということが伝わります。
ひょっとしたら向こうでは、あなたに対して敵意を持っている可能性もあります。
ただ前もって、「こちらは、敵意はないですよ」ということを示しておくことによって、攻撃されなくなります。
「何かあったら、先輩なので教えますから聞いてくださいよ」
とか
「この町は自分のほうが何年もやっていて詳しいですから・・・」と言ってあげれば良いと思います。
あとは、当然新しい店がオープンしたら、「珍しい、1回行ってみたい」という人間の心理が働きます。
あなたのお店のお客様も、必ず何割かはそちらに行くはずです。
オープンから1カ月、最大でオープン景気3カ月くらいまでです。
その時に、一時的にお客さんが減る可能性はあります。
でも、減ったとしても1割程度ですから、今のやり方を変える必要は全くありません。
それよりも、ライバル店と共存して街全体が活性化することを考えてみましょう。
明日は、ライバル店と共存していくための方法をお伝えします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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