社長が現場を手放すには(1)
社長が現場を手放すためには、一番大事なことは、今後の「ヴィジョン」に共感してくれる人材を集めることです。
「今後どういう展開をしていくのか」という「ヴィジョン」をしっかり語り、それに共感して一緒に「ヴィジョン」を達成していきたいと思うかどうかということがポイントになります。
そして、もう1つは「ミッション」です。
使命ということですが、この仕事を通して、お客様にどうなってもらいたいのか、何を提供したいのかということを、しっかりと考えなければなりません。規模の拡大や会社の組織化を考えたらやはり原点である「ヴィジョン」と「ミッション」をしっかり決めて、それを語ったときに共感してくれる人を集めること!
これが大原則なのです。
社長が現場を手放すには(1)
一緒に成長していこうという成長意欲のある人を採用することも大切です。
どちらかというと安定志向で、決められたことだけ守っていたら良いという人は、会社の成長期の人材には向いていないと思います。
「社長と共に自分も成長していきたい」という意欲の旺盛な人を選ぶことが大事です。
また、自立的であることも大切です。
募集の際に当然、面接をすると思います。
その時に宿題を出すと効果的です。
「当社はこのようなミッションでやっています」
もしくは
「このようなヴィジョンを目指してやっています」と事前にメールか何かで伝えるのです。
そして、
「『ミッションやヴィジョンに対しあなたは何ができますか?』『どんな貢献ができますか?』と面接で聞きますので、自己PRしてください」という宿題を事前に出しておきます。
その人が本当にあなたの店で働きたいと思ったら「僕はこういうことで貢献できます」と自分で考えて言うはずなので、かなり自立的な人ということになります。
さきほど言った安定志向であったり、成長意欲の少ない、どちらかというと依存思考の人だったりすると、その宿題を見ると面接に来られなくなるのです。
ですから採用した後に、「この人採らなければ良かった」とか「採ったけど合わなくてすぐに辞めてしまった」ということが無くなります。
ご経験がある方も多いのではないでしょうか?
そういう無駄なことしなくて済みますので、必ず面接のときに宿題を出して、会社の「ミッション」や「ヴィジョン」に共感してくれて、自立的で成長意欲のある人を採用してください。
これが大原則になるので、ぜひ実践していただきたいと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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