社長が現場を手放すには(2)
昨日は、社長が現場を手放すために、今後のヴィジョンを共に達成できるかとミッションに共感してくれる人材を募集するというお話をしました。
今日は、段階的に仕事を手放す方法について紹介します。
まずは、社長がずっとお店にいなくても良い仕組みを段階的に作っていくということが大事になります。
社長が現場を手放すには(2)
やはり巡回は大切です。
1週間に1日も現場に顔を出さないというような状態はすぐにはできないでしょうから、仕事を段階的に手放していくことが大切だと思います。
例えば飲食店で昼の時間帯が忙しいのでしたら、ランチの時だけ入るようにしたり、夜が忙しいならディナーの時だけ顔を出して、それ以外は行かないようにします。
少しずつ現場から離れるようにご自分のシフトやスケジュールを組むといいでしょう。
現場に残っているスタッフは、社長がいないと「何かトラブルあったらどうしよう」と不安になります。
これは良くあることですが、新しい店舗を出店した途端に、社長はその店舗のことがすごく気になって、夜も眠れないくらいになってしまいます。
その時に、1店舗目、2店舗目のスタッフたちが「もう社長は私たちには興味がないんじゃないか、3店舗目ばっかりで・・・」 「社長、心が離れていっているよね」と不満を持つようになります。
その結果、3店舗目の立ち上げで忙しいときに1店舗目の店長が「辞めます」と辞表を持ってきたりすることも本当に良くあることなのです。
ですから、現場を手放すには、各店舗のバランスと、段階的に手放すというのがすごく大事になる訳です。
いきなり「今日から全部任せるよ」ということではなくて、段階的に離れて、徐々に現場を任せていくということを各店でやることをおすすめします。
ぜひそろそろ現場を離れたいと考えている方は、この採用方法と、段階的に任せていくという2つに挑戦していただきたいと思います。
大変だとは思いますが、ご自身の事業をもっと大きくして、自分の夢を実現できるように頑張ってください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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