会社を組織化するタイミング・・その1
個人事業主として、会社を経営しているとある程度の規模になったら会社を組織化するタイミングがきます。
その際、売上で組織化するのがいいのか人数で組織化するのがいいのか迷うと思います。
私の場合は、基本的には人数で判断しています。
というのは、人間の脳というのは、「マジカルナンバーセブン」といって、いっぺんに7つのことまでしか同時に意識できないからです。
会社を組織化するタイミング・・その1
ですから、1つのチームを作るときには、リーダーの下にいるのは7人を上限とします。
7人までだったら個人事業主というよりもチームという感じです。
これが8人に増えると1人では面倒を見られなくなります。
もちろん個人差はありますし、できる人、できない人がいると思いますが、人数が増えてきたらチームを分けて、ナンバー2の人を次のトップにしてという形で増やしていくと管理がしやすいでしょう。
組織論では、社長以外は全員平社員のような形だと、社長が面倒見られるのはだいたい30人が限界だと言われています。
日本の92パーセントくらいの会社が従業員30人以下の規模です。
ということは、30人というのはなかなか現実として超えられないということなのです。
30人を超えると、次は100人規模になりますから、役員会もきちんと設置しないといけませんし、優秀な役員を営業、製造、財務などの各部門にしっかり配置しないと会社が回らなくなります。
逆に言うと、30人までなら、優秀な経営者なら自分の感覚で回していけると言えます。
ですから、従業員数が30人くらいまでは安心して個人事業主として経営され、それを超えたら組織化を進めていくのがいいと言えます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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