見込み客に手をあげてもらうには?
顧客には、「見込み客」「新規客」「固定客」「ファン客」の4種類があります。
段階によって、商品の売り手側、提供側との関係が違ってきます。
今日は、見込み客をファン客になってもらうにはどうしたらいいのかをお話しします。
まず、見込み客ですが、この先、お客様になる見込みがある人のことを言いますね。
例えば写真家であれば、
「写真をまだ撮ったことがないけれど、写真を撮ってもらうことに興味がある」という人が見込み客になります。
見込み客に手をあげてもらうには?
この人たちに、まずはマーケットの中から手を挙げてもらい、「写真を撮ってもらうことに興味がありますよ」と教えてもらわなければなりません。
そのために、無料のオファーを使ったり、ブログやSNSを通じて信頼関係を築いていったりする必要があります。
この段階では「興味がありますよ」と手を挙げてもらうことだけに集中しましょう。
そこから、見込み客たちとの関係を築いていきます。
次に「新規客」です。
初めて商品を買ってくれた人のことを新規客と言います。
見込み客と様々なコミュニケーションをとり、無料のオファーを提供したりすることで、見込み客に認知され「あの人の写真は良いな」「信頼できるな」ということを感じてもらえるようになります。
そのような関係を構築することによって初めて見込み客に「こういう写真なんですけどどうでしょう?」というセールスをすることができます。
見込み客が、「それだったら良いね」と、商品やサービスを初めて買ってくれた人が新規客ということになります。
人間、誰しも関係を構築する前に、いきなり売り込みをされたら嫌ですよね。
関係を作るために、一般的には7回の接触が必要だと言われています。
人間の脳は全く新しい情報が入ってきた時に、それを認知するまでに平均7回かかるという法則があります。
ですから、メールマガジンなどであなたの人柄や、商品はどんな写真で、撮られた人はどういうふうに変わっていますよ! という内容を7回やりとりしてください。
写真についての悩み相談に乗りながら、最低そのくらいの回数の信頼関係を作り、見込み客に認知されて信頼性を深めた上で、「それでは、この商品はいかがですか?」ということを提案します。
それから買ってもらうというのが新規客開拓のためのプロセスなのです。
明日は、新規客からファン客になってもらうためのプロセスを紹介していきます。
お楽しみに♪
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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