偏差値の高さと頭の良さ関係ある?
「あいつは偏差値が高い」などとよく言いますが、果たして、それは顔がいいことと同義と考えていいのでしょうか?
偏差値はテストの得点や平均点から求められますが、その便利なところは、自分の苦手科目がわかったり、全体の中での順位を知ることができて、集団の中での勉強の成果を判定できるところでしょう。
偏差値の高さと頭の良さ関係ある?
しかし、この数字はあくまでもテストの点数から算出されたもので、人間の脳や特性、個性などを見ているものではなく、偏差値はテスト結果を客観的に見る方法でしかないないのです。
広い意味で「頭がいい」こととは関係がないということですね。
そうはいっても、教育ということを考えれば、人間の能力を何らかの方法で評価し、分類して、それを教育成果の指標にしていく必要はあると考える人は多いでしょう。
会社での人間の活動全般の中から、有意義なこと、社会貢献できること、創造的なことなどを含めて評価するなら、偏差値もIQも全く意味を持ってこない。
勉強をしていく学生たちの価値観を変えること、さらに評価する側も、偏差値という統計学では出てこない、落ちこぼれ、平均から外れる人の能力まで評価できるシステムを作り出さなければならないでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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