傷ついたからこそ生まれる
お香の中で最も上級品と言われる「伽羅」をご存知ですか?
とても珍しい香りがするお香で、大変高価な香木です。
伽羅は、もともと木ですね。
木の勲章であり、木にできたカサブタのようなものです。
傷ついたからこそ生まれる
このカサブタが、グラムにすると金よりも高価な値がついたりするのです!
伽羅は、ジンチョウゲ科の木が動物に引っ掻かれたり、倒されるなどして傷がつけられます。
すると木は、腐らないように一生懸命樹脂を出して修復作業をします。
この樹脂が香木の元になります。
倒木して朽木となったと、このカサブタだけが土に帰らずに残り、物凄い芳香を放つのです。
傷ついて、痛い思いをして、自分自身で回復させてできたのが伽羅です。
これは、人でも同じことが言えるでしょう。
傷を乗り越えた人は、それだけで人に安らぎを与える人となりえるように、傷つくほど魂は磨かれていくのです。
魂だけでなく、体も同じことが言えるようです。
人間の骨は同じところは二度と骨折しないと言われているそうです。
一度折れた部分は、自己治癒力により補強され、そこだけ強くなるからです。
つまり挫折した分だけ、強くなれるということなんですね。
傷ついたからこそ、最高の物が生まれる。
人間も、わざわざ傷つくことをする必要はないと思いますが、多くの挫折感や傷つく経験を積むことであなたが思う、最高の人間が生まれるのかもしれませんね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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