パレートの法則を知るとビジネスの効率が上がる
パレートの法則とは・・80対20の法則のことです。
イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートにより1897年に基本原理が発見されました。
「パレートの法則」
「80対20の法則」
「最小努力の法則」
「不均衡の法則」など、
この法則には、様々な名前がつけられています。
パレートの法則を知るとビジネスの効率が上がる
80対20の法則とは、投入、原因、努力のわずかな部分が、算出、結果、報酬の大きな部分をもたらすという法則です。
ビジネスの世界において、売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客です。
利益をとってみてもこの比率に変わりはありません。
80対20の法則にいち早く注目し、それを取り入れて大成功した企業がIBMです。
IBMは、1963年に、コンピューターを使う時間の約80%が、全機能の約20%に集中していることに気がつきました。
そこで直ちに、頻繁に使われる20%の機能が、ユーザーにとって使いやすくなるようにオペレーティング・システムを書き換えました。
このため、日頃、盛んに使うアプリケーションでは、IBMのコンピューターの性能が最も高くなり、最も高速になったのです。
80対20の法則は、意識するとしないとに関わらず、家庭でも、社会でも、職場でも、その法則が常に働いています。
この法則を理解しうまく活用できれば、何もかも驚くほど改善し、毎日の生活が楽しくなることでしょう。
企業の中にも、社会の中にも、そして私たち自身の生活の中でも投入の20%が産出の80%を生み出すのが典型的なパターンだとすれば、投入の残りの80%はいかにも生産性が低いと言わざるを得なません。
効率の低い投入を、効率が高い投入の生産性に近づけることができれば、産出は何倍にも増えるというわけです。
つまり80対20の法則を適用し、想像力と決断力さえあれば、生産性が飛躍的に伸びるということなのです。
目的の達成に大きく貢献している資源は、できる限りたくさん投入する。
最も大きな価値を生み出すところに資源を投入するのが理想です。
パレートの法則は、どんな人にもどんな組織にも必ずプラスになります。
今までより少ない努力で、少ない経費で、少ない投資で、今までより多くのものを得ることができるようになるでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
コミュニティ運営3つの秘訣
中井 隆栄
何に使う時間が一番大事か?
中井 隆栄
名刺交換だけで人脈はできない
中井 隆栄
値引きはお得感を感じられない!?
中井 隆栄
マインド改革より仕組み改革・・・
中井 隆栄