アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせ」
あなたはアイデア開発、言い換えれば企画開発が苦手だと思っていませんか?
苦手だと決めつける前に、ちょっと考えてみてください。
そもそもアイデアや企画とは何でしょうか。
アイデアの作り方は、突き詰めていくとたった2つしかありません。
アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせ」
世の中に存在している自然以外のものはすべて人間が作ったものです。
つまり、誰かが頭の中で思いついたことが、後に形となって実現しているということです。
そして、アイデアを開発する方法はたった2つの公式で表現できます。
アメリカの広告業界の父と呼ばれているジェームス・W・ヤング氏は「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と言っています。
つまりアイデアとはすでにあるもの同士の足し算、または引き算でしかないのです。
私はこのことを次の「アイデア開発の公式」として理解しています。
●アイデア開発の公式その1 「A+B=C」。
例えば、携帯電話にデジタルカメラをプラスするとカメラ付き携帯になるというように、すでにあるもの同士を組み合わせると、新しいアイデアや商品、サービスが生まれます。
最近ではさらに進化して、スマートフォンはもうパソコンの領域ですよね。
●アイデア開発の公式その2 「D−E=F」。
例えば、いろいろな機能のついた現在の携帯電話から、余計な機能を取り除いてシンプルにすると、シニア向け携帯になります。
このように、すでにあるものから何かの要素を差し引くことで、新しいアイデア、商品、サービスが生まれます。
世紀の大発明は別として、アイデア開発の公式にはこの2つしかありません。
どうです、アイデアの作り方さえ分かれば、誰でも簡単にできそうでしょう?
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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