短所を直すより、長所を伸ばして習慣化する

どうしたらこの悪い所が直るだろうか？と考えたことがありますか？

毎日毎日、無意識に行うようになった癖や習慣の良くない部分が「短所」であり、良い部分が「長所」です。

習慣とは、脳科学的に言えば「記憶の集積」です。

短所を直すより、長所を伸ばして習慣化する

記憶とは、ニューロン（脳神経細胞）のつながり方で決定されるのですが、何度も同じことを繰り返しているうちに、このつながりが専用の神経回路を形成します。

それが習慣の正体です。

では、この習慣を変えることはできるのでしょうか？

結論から言えば、できません！

長期記憶になってしまうと、それが消えて無くなることはあり得ないのです。

でも、安心してください。

短所を無理に直さなくても、別の手があります。

それは、新たに長所を作って習慣化するということです。

つまり、短所の反対側にあたる部分に長所を作って、それを何度も刷り込んで、新しい神経回路を作ってしまえばいいのです。

長所は、人に褒められたり、自分で良いと思えば自然と伸びるものです。

頻繁にインプット（褒める）やアウトプット（長所にあたる行動をする）を繰り返すと、脳内で情報が流れやすくなり、処理速度も上がります。

すると、長所の部分が表に現れて、短所の部分はどんどん裏に隠れていきます。

気にならなくなるのという訳です。

短所を長所に、「古い習慣」を「新しい習慣」に書き換えることが、自分を変えるための第1歩となるのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！