記憶は寝ている間に成長する？！

寝ている間に記憶が整理されていることは皆さんもご存知かと思います。

しかし、学習を促進させているとしたら睡眠の大切さを考え直そうと思うかもしれませんね。

毎日コツコツと繰り返し練習していたことがある日突然できるようになった経験が誰にでもあると思います。

記憶は寝ている間に成長する？！

若いころには、ギターやピアノ、スポーツもそうですね、何かに夢中になって練習をした経験が一つくらいあると思います。

何度やっても上手くできなかったことが、ある日突然すんなりとできるようになったり、何度やってもできなかった数学の問題が突然理解できたり・・・

これは、いったい何が起きたのでしょうか。

実はこれは、「レミニセンス（記憶成長）」と呼ばれる現象です。

睡眠中、夢をみている間に記憶が整理整頓され、その後の学習を促進させるのです。

夢を見ると記憶が、勝手に成長するのです。

夢を見ている間の脳はθ波なので、普段起きている時間より脳が活性化しています。

だから、このような現象が起きやすくなるのですね。

しかし、学習したことがレミニセンスによって十分な効果を発揮するには、ある程度の時間が必要です。

直前に記憶した知識よりも、記憶してから数日経った知識の方が、脳が利用しやすい状態になっています。

時間の経過が記憶を熟成させますから・・

つまりレミニセンスを上手に使いこなすコツは、毎日コツコツと「刷り込み」を繰り返すことなのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！

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