ヒット企画連発会議法とは?(1)
企画がマンネリ化してしまった時の対処法として、私は企画会議を2回に分けて行うということを指導しています。
1回目は、ざっと15分や20分程度でいいでしょう。
1回目に話し合わないといけないことは、「企画の目的」「目標」「テーマ」「必要条件」「企画を提出する数」です。
ヒット企画連発会議法とは?(1)
それぞれが事前に企画を考えて持ち寄ってから議論することが非常に大事なのです。
それと「次回開催日時と場所の確認」も必須です。
この6つだけですから、15分から20分くらいあればできると思います。
私は長い間、飲食業に携わってきたので、毎年クリスマスの企画というのを考えていましたが、本当にマンネリになってしまうのです。
例えばレストランでクリスマスの企画ということを考えると、テーマは「クリスマスのディナー」になりますよね。
「12月24日前後の動員をアップする」ということが目的で「1日の客数を普段より10人多い60人にする」ということが目標です。
もしくは「クリスマスにちょっと贅沢な食事」というように、単価を上げることが目的になっている場合は、「客単価で何%アップ」というような具体的な数字の目標を決めます。
必要条件は、例えば「いつもより値引きをしても良い」とか「何かお客様にプレゼントを用意する」ということですね。
ただ、プレゼントの予算が無制限というわけにはいきませんし、ビジネスですから何をやっても良いわけではありません。
ですから、そういった細かな、やっても良いこと、やってはいけないこと、もしくは使っても良い予算の金額などの必要条件を決めます。
そして、例えばメンバーが5人いるとしたら、「少なくとも10個は考えて来てください」というように必要な企画の数を伝えて、次回の開催日時、場所を確認してそこで解散ということになります。
1回目の会議は、アイデアを出すためのルールを確認することに集中し、
2回目の会議で具体的に話し合うという流れを作るといいでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。