ヒット企画連発会議法とは?(2)
前回は、1回目の会議でアイデア出しのルールを確認することについてお話ししました。
今日は、2回目の会議でやるべき5つのことについてをお伝えします。
ヒット企画連発会議法とは?(2)
まず1つ目は、『企画の持ち寄』です。
一人10個考えてきてもらい企画を紙に書いて、それを皆で共有します。
2番目が『ブレスト』です。
その中で、「これ、面白そうじゃない?」というものを選んでいきます。
5人が10個ずつ考えてきたのですから、「これ、結構面白そうじゃない?」というのが、当然いくつかあると思います。
それを、どんどん膨らませていきます。
面白そうで、新しそうで、そして自分のお店のコンセプトや趣旨に合っているものを、いくつかみんなでブレストして「もっとこうしたら面白いんじゃないの?」と、どんどんアイデアを広げていくという作業をします。
3番目に、『絞り込みから決定』です
時間や予算、手間といった面から現実的に考えていき、「これだったら企画として成立するだろう」というものをいくつかに絞り込んでいきます。
さらに、絞り込んだ中から、みんなで議論して1つを決めます。
絞り込みから決定というプロセスですね。
4番目は『ブラッシュアップ』です。
1つに決めた企画をどんどんブラッシュアップして精度を上げていきます。
5番目は、『コミットメント』です
5人のメンバー全員が、「この企画を絶対成功させる、絶対この目標を達成させる」と、誓います。
これは非常に大事です!
このやり方だと、全ての過程でメンバーのコンセンサスが取れます。
一方的に誰かが決めたのではなくて、自分も全てのプロセスに参加しているし、意見も言っているし、ブレストやブラッシュアップの時に意見も出しています。
絞り込みから決定という作業にも全部立ち会って、話を聞いているので、全員が決められた企画に対して、全てのプロセスを共有しています。
ですから、メンバーがコミットすることによって「これは絶対やろう」というチームワークも高まってきますし、みんなの意思統一ができてきます。
結局、ダラダラと会議をしていたり、去年と同じようなことの焼き直しのようなことをやっていたりすると、気分も乗らないですし、「みんなで頑張ろう」という気持ちにならないですよね。
この会議法なら、全員のコンセンサスが取れるので、企画が成功する可能性も高いということです。
この「ヒット企画連発会議法」は非常に効果が高いので、ぜひ皆さんの会社やお仕事のチームでも、お試しください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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