大きな決断には・・・
新規事業は、始めるのもハードルが高いように思えますが、実際は事業を撤退するほうがもっとハードルが高いのです。
例え赤字が続いていたとしても何とか運営できているときに、この事業を無くしてしまうと、収入がなくなってしまうし、いろんな人に迷惑をかけてしまいますよね。
ですから、新規事業を始めるより撤退するときの方がハードルが高いし、経営者として意思決定が難しいのです。
大きな決断には・・・
そのときに「仮の意思決定」をすれば、本当は続けたいのかどうかがよく分かります。
「仮の意思決定」とは、例えばA案、B案という2つのプランを作ったとします。
A案が「新規事業を始める」で、
B案が「新規事業を始めるのをやめる」
という案です。
このノウハウは「仮の意思決定」という名前どおり、仮に意思決定することがポイントになります。
事業を実際に始めるとなるといろいろなことを準備しないといけないですよね。
計画を立てたり、予算を組んだり、告知をしたり、誰に何を頼んで、何を用意するか考えたり。
とにかくたくさんの準備が必要です。
それを紙に書き出して、どんどん顕在化していくという作業をやってください。
そして、一段落つくまで、とにかく自分の中から
「これをやっておいたほうが良さそうだ」
と思うことを書き出し、リストアップしてください。
「もうこれ以上出てこないな」
というところまで書いたら、いったん終わりです。
これで、続けたいということが分かればモチベーション上がってくるし、続けるためにどうしたら良いのかという具体的なプランも考えられます。
でも本当はやめたいということを自分の潜在意識が選択していたら、もっといろんなことに挑戦してみようという気持ちにならないですよね。
潔くやめて、気持ちを切り替えて、次のステップに切り替えたほうが、モチベーションも上がるし、成果も出やすいと思います。
大きな決断をする時には、「仮の意思決定」をまずはしてみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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