睡眠の役割とは・・
人は眠らずには生きることができません。
では、なぜ眠らなければならないのでしょうか?
睡眠の役割とは・・
睡眠中、私たちの体の中では、次のようなことが行われています。
1) 体の疲労回復、細胞の新陳代謝
成長ホルモンの分泌により、昼間に消耗した細胞の修復、再生、筋肉や内臓を修復し疲労を回復します。
2) 脳のオーバーヒートの防止
脳は多くのエネルギーを消費し熱を発します。
睡眠中に脳がオーバーヒートして、脳細胞がダメージを受けないように、定期的に脳の状態を変えます。
3) 免疫力の強化
病気をもたらすウィルスなどの体内侵入を防ぐ免疫力を高めます。
4) 体内時計による、生理周期のリセット
体内時計によって、自然界の環境と自分の生活リズムや体温を調整します。
5) 記憶の整理・保存、学習の定着
覚醒中に五感を使って得た、様々な情報を整理し、長期記憶化したり、学習したことの定着化をはかります。
以上が、睡眠の主な役割です。
これらの役割は完全に解明されている訳ではありませんが、上記をスムーズに睡眠中に行うためには、質の良い睡眠をとることが重要です。
身体をリフレッシュし、質の良い深い睡眠をとるためには初めの3時間がとても大切です。
ストレスを抱えたままや心配事を抱えて眠ると、最初の3時間で十分に深いノンレム睡眠をとることができなくなる場合があります。
寝る前には、自分なりの「就寝の儀式」をつくったり、自分の都合の良いイメージを思い浮かべながらリラックスして寝る習慣をつけるといいでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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