ひらめきは決まった場所で生まれる?
脳細胞が働く時に出る脳波は、5つの種類に分かれます。
怒りや興奮など、強いストレスがあるときは「γ(ガンマ)波」
軽い緊張やストレスの状態は「β(ベータ)波」
リラックス、集中状態が「α(アルファ)波」
瞑想状態が「θ(シータ)波」
熟睡状態は「δ(デルタ)波」となります。
ひらめきは決まった場所で生まれる?
脳波がβ波の状態のときには、左脳の活動が活発ですが、
右脳は活性化していないため、右脳に蓄積された情報が活用できず、潜在能力が出し切れません。
会議中などは、β波の状態なので、良いアイディアは出てくることはあり得ないのです。
では、いつアイディアは閃くのでしょうか?
人間は、リラックスしたり、楽しいことを考えたり、物事に集中したりするとα波がでます。
α波の状態では、右脳に蓄積された情報が活用できますが、まだ右脳領域の全体がフル稼働できているとは言えません。
右脳が完全にリラックスしてフル稼働し、潜在能力を存分に発揮するためにはθ波の状態である必要があります。
θ波は、瞑想している状態と言われ、「ひらめき」はθ波の状態の時にしか浮かびません。
人間がθ波状態になるのは、瞑想中に近いときです。
例えば、睡眠に入る前、朝の寝起き、入浴中、シャワーを浴びているとき、トイレに入っているときなどです。
このようにθ波状態になるには場所と時間が限られているので、アイディアを考えるには、意識してθ波状態になるように工夫することが必要です。
脳がθ波状態にある時間と場所をしっかり意識し、そこに向けてアイディアを考え、ひらめいた瞬間をきちんと捕まえる。
それが、もっとも効果的なアイディア捕獲法なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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