なぜ話が通じないのか?
話をしていて、不快に感じる相手いませんか?
何故かこの人とは話のテンポが合わないなあ、この人は間が悪い、話が早くて聞き取れない、言葉の意味がわからないなどと思うこと、ありませんか?
なぜ話が通じないのか?
それは、誰が悪いわけでもなく、きちんと理由があります。
世の中には、3つのタイプの人間がいます。
これはN L P(神経言語プログラミングNeuro-Linguistic Programming)のモデルの1つ、『V A K』で分けられます。
V A Kは、それぞれ話すスピードや使う言葉が違います!
例えば、V(Visual=視覚)タイプの人は、早口で、話す時には、頭の中に画像が浮かんで、それを言葉に置き換えて話します。
言葉にできる音の情報より、頭に浮かぶ画像の情報の方がデータ量が多いので、どうしても早口になり、たくさん話してしまうのです。
Vタイプが使う言葉は、
「見える」
「明るい」
「暗い」
「キラキラ」
「はっきり」
「ぼやっと」
「燃えるような」
「輝く」など
使用例としては、
「話が見えないね〜」
「プランを描こう」
「太陽が燦々と輝いている」
「ヴィジョンを語ろう」
など、視覚重視の言葉が多いです。
A(Auditory=聴覚)タイプの人は、耳から入った情報を、そのまま音で出すので、話すスピードが一定です。
速すぎず、遅すぎず、非常に流暢で聞き取りやすいというのが特徴です。
Aタイプが使う言葉は、
「聞こえる」
「ひびき」
「耳ざわり」
「考える」
「理解する」
「トントン」
「ガリガリ」
「トコトコ」など
使用例としては、
「本音で話そう」
「人聞きが悪いな」
「サクッといこう」
「響きがいいね」
「聞こえがいい」
「頭がガンガンするよ」
「キンキンに冷えてる」
など、聴覚重視の言葉が多いです。
K(Kinesthetic=体感覚)タイプの人は、話すスピードが非常に遅くなります。
自分が体で感じたことや、気持ちに集中していて、それを表現するために言葉を探しながら話すからです。
Kタイプの言葉は、
「感じる」
「冷たい」
「ドキドキ」
「柔らかい」
「堅い」
「とらえる」など
使用例としては、
「話の趣旨をつかむ」
「冷たく感じます」
「腑に落ちる」
「しっくりきます」
「空気が重いね」
「キツイね」
「じわじわ効いてくる」
「腹を割って話そう」
「ゾクゾクする話だ」
「歯が浮くようなセリフだね」
など、体感覚重視の言葉が多いです。
このように、タイプによって使っている言語が全く違うことが話が通じない理由なのです。
まずは、自分のタイプと相手のタイプを知り、相手のペースに合わせて理解されやすくすることによってコミュニケーションの成功率は格段に上がります。
さあ、あなたはどのタイプに当てはまりますか?
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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