アイディアがマンネリ化しない会議法
「来週、企画会議をします。企画を考えてきてくださいね。」
と言っても、ほとんどの人がテーブルに座ってから、考え出すというレベルの人が多いですね。
そうすると、結局あまり良いアイディアが出ないし、数も出ません。
昨年と同じような企画しか出てこなくて、独自性のある新しい企画は生まれにくいです。
アイディアがマンネリ化しない会議法
これを回避するためには、会議の仕方を変えていくしかありません。
私はこの問題を解決するために、企画会議を2回に分けて、テーマを絞って議論するという方法で指導しています。
1回目は、ざっと15分から20分程度。
「企画の目的」「目標」「テーマ」「必要条件」「企画を提案する数」を決めます。
会議は、それぞれが事前に企画を考えて持ち寄ってから議論することが非常に大事です。
ここでは、具体的な目標とする数字をだし、必要条件、やって良いこと、やってはいけないこと、もしくは使っても良い予算の金額などを決めます。
企画を提案する数は、例えば5人いるとしたら、
「少なくとも10個は考えてきてください」
というように必要な企画の数を伝えて、次回の開催日時、場所を確認してそこで解散です。
そして2回目の会議では、企画の持ち寄りです。
それぞれ考えてきた企画を紙に書いて、それをコピーし全員で共有します。
次にブレストです。
その中で面白そうなものを選んでいきます。
それをどんどん膨らませていきます。
面白そうで、新そうで、コンセプトや趣旨に合っているものをいくつかみんなでブレストして、アイディアを広げていきます。
次に、時間や予算、手間といった面から現実的に考え、これなら企画として成立するだろうというものを絞り込んでいきます。
そして、ブラッシュアップです。
1つに決めた企画をどんどんブラッシュアップして精度を上げていきます。
もうこれ以上、この企画の精度が上がらないというところまで来たら、最後にやるべきことはコミットメントです。
メンバー全員が、この企画を絶対成功させる、絶対この目標を達成させるとみんなで誓うことです。
これは非常に大事です!
このやり方だと、全ての過程でメンバーのコンセンサスが取れます。
チームワークも高まり、みんなの意思統一もでき企画が成功する可能性も高まります。
ぜひ、あなたの会社やお仕事のチームでも、この方法でヒット企画を作っていただきたいと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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