良いアイディアは、脳への質問次第!
世の中の新しい商品やサービスは、基本的にさまざまな発想の組み合わせからできています。
良いアイディアは、脳への質問次第!
例えば、
昔は、デジタルカメラで写真をとるだけ携帯電話は電話をするだけでした。
これを組み合わせてカメラ付き携帯ができ、その後パソコン機能も追加されスマートフォンができましたね。
しかし、あまりにも機能が追加されすぎて使いきれない高齢者向けに、電話とカメラ、メール、インターネット機能だけを搭載した楽々フォンが生まれました。
このように、新しい商品やサービスは、何かと何かを組み合わせたり、必要のないものを省いてシンプルにすることで生まれます。
その組み合わせを探すのに、重要なのが「質問力」です。
脳に対して明確に質問を投げ掛ければ、脳はいろいろな記憶を組み合わせて、実に的確なアイディアを出してくれます。
そのアイディアを開発する質問リストが「SCAMPER+」です。
これは、ブレインストーミングの考案者として有名なアレックス・F・オズボーン氏が考案した「SCAMPER」に、私が実際のコンサルティングの現場で気づいたことを追加・修正・アレンジしたリストです
具体的には、
1.他のものと切り替えられないか?
例えば)
他の人にやらせてみたらどうか?
他のものを使ってみたらどうか?
2.結合できないか?
例えば)
メリットを結合してみてはどうか?
アイディアを結合してみてはどうか?
3.応用できないか?
例えば)
誰を真似てみたらいいか?
過去に似たようなことがなかったか?
4.①拡大できないか? ②修正できないか?
例えば)
①もっと時間をかけたらどうか?
②色を変えてみたらどうか?(視覚)
5.他の使い道はないか?
例えば)
別方向へ発展できないか?
他の市場で販売できないか?
6.①削除できないか? ②分解できないか?
例えば)
①時間を短縮したらどうか?
②目的を分解してみてはどうか?
7.①並べ替えられないか? ②逆にできないか?
例えば)
①順番を変えてみてはどうか?
②上下を逆にしてみてはどうか?
この7つの切り口から、新しいアイディアを創出していくのです。
あなたの商品、サービスもこれらの切り口で、詳細に落とした質問の全てに答えていけば、どこかで必ずアイディアが生まれるはずです。
※リストは、寝ている間にも仕事が片づく超脳力
(172〜173に掲載されています)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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